90年代の残照・世話焼き女房
11月3日(土)
この日は10時ごろに起きました。久々の肉体労働に疲れたのかもしれません。
11時10分ごろ、父と母は、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』を見に行きました。昭和34年(1959年)ノスタルジーといっても・・・・・・・・・・父も母もまだ幼児の頃ですし、地方出身者なのだから東京下町といってもぱっと来ないと思うのになぁ・・・・・・・・・・・・・・。全共闘(1967~68)とかよりも・・・・・・・・東京オリンピック(1964年)でも、父はちびまる子ちゃんやサザエさんなどの昭和45年~昭和50年ごろの風情を残す作品が好きみたい。鈴木オートの少年が昭和34年当時に小学5年生だと仮定すると・・・・・・全共闘のころはそろそろ大学かなぁ。大学にいけなくても茶川商店の方は大学に行きそうだなぁ。このときに浪人をしたとしても、70年安保闘争のころには確実に学生運動で・・・・・・・・・・・すごいことになりそうです。ちなみに1970年は大阪万博の時代で、『クレヨンしんちゃんモーレツ大人帝国の逆襲』を見て涙が止まらない世代には・・・・・・・・・・・・結構感動的な作品になりそうです。70年代には他にも、西城秀樹や山口百恵やピンクレディーなどが花盛りで、1974年のオイルショックとかも・・・・・・・・いいエピソードが作れそうです。この年から、高度経済成長は終わりを告げて、日本は安定経済成長の時代に入ったのです。「北の国から」のように約20年続けるとすると・・・・・・・・・・・まず、ガンバのアニメ版は1975年に公開されますし、キャンディーズが普通の女の子に戻ったり、『宇宙戦艦ヤマト』や『スターウォーズ』が公開されたり、いろいろ面白いことがおきそうです。それになんといっても、『未来少年コナン』でかの宮崎駿が才能を開花させますし・・・・・・・・・・・。
「うるうるお目々の子猫さんなのに、こういうマニアックな話をするのはすごいギャップねぇ・・・・・・・・・・・・。」
「まさに「ヲタ・ヒッキー・おとなしい」のアルカ位相の体現者!」
「エルフのように外見は当てにならないな。流石23歳だ。かなりの耳年増だな。」
ううぅ・・・・・・・・・・。
唐突に交替。
この日は、ニコニコ動画を見ていました。ニコニコ動画というのは、YouTubeのような動画を見るサイトです。youtubeと違って、ログインしている会員しか見られませんし、無料会員は午前2時~午後7時の間しか閲覧できません。ただ、Youtubeと比べると検閲が甘いのか検索でたくさん出てきます。また、youtubeでは画像は10分以内でなければいけませんが、ニコニコ動画なら1時間以上のものでも公開が出来ます。そして何よりも、コメントスクロールシステムがあり、見ている人のコメントが動画上に流れるため、2ちゃんの実況板のように、というか昭和ノスタルジー的には街頭テレビでみんなで力道山を応援みたいな雰囲気があって非常に面白いものがあります。そのため、世間的にあまり面白くないといわれているアニメでも、爆笑の突っ込みが画面中に表示されるのが面白くて鑑賞に堪えるという現象もあり、なかなか賢い仕組みだと思います。なぜ、ニコニコ動画の会員をしているのかというと、妹が長らく会員をしていたので、その影響といえます。『らき☆すた』や『涼宮ハルヒの憂鬱』や『さよなら絶望先生』などはなかなか面白く見ることができました。
なぜか、最近アルカのほうをさぼりがちなのは、こっちの方をやっているということに他なりません。あのエスペラント論争以後、明確な仮想敵を獲得し、次第に新生学派とも呼べる集団が見えつつありますが、そうなると、相対的に自分の役割とか、重要度が低下してくるわけで、あまり関わらなくても大丈夫かなと思ってくるわけで。
「もう・・・・・・・・以前ほど自己愛を満たせる存在ではなくなりつつあるって・・・・・・・・・・・・そう思っているのですね・・・・・・・・・・・・・・・・。」
まぁ、所詮、誰でも出来るけど誰もやらなかったことをしただけで、あまりえらいわけでもないし。他にもやる人が出るようになるとありがたみはなくなるわけで。まさに、ぱっとでの芸人に日本記録を達成された潜水選手のような感じ。
「自己愛性人格障害は境界性人格障害と表裏一体の関係を持つ。境界性人格障害の者は、育ての親の「子供の自立への拒絶感情」を受けて育つ場合が多い。そのため、自らの子供や弟子、世話をすべき者が、自立の気配を見せたとき、悲しさ・寂しさを覚えるのだ。それが高じて、無自覚に自立を阻もうとする行動に出てしまうのだ。ふむ、Kakisはアルカが人工言語史に名を残し、風化しないこと、そして使用者の増加を望んでいる。かなりの愛着というのがあるのだろう。だが、それが叶おうとすれば、自立の気配に悲嘆を感じ、流暢な多くの使用者を見ては自己愛を満たす根拠を失う。矛盾した奴だな。」
「悪い母親みたいねぇ。でも、私もルニが大人に戻ったら・・・・・・・・・・・きっと悲しくなると思うわ。ずっと依存してほしいって、心のどこかで思っているもの。」
「お姉ちゃんも・・・・・・・・・寂しいのですね・・・・・・・・・・・・・。依存してくれている間は・・・・・・・・見捨てられる心配はないって・・・・・・・・・・・・・。」
「もう!どっちも寂しがり屋じゃ、どちらも前に進めないじゃない!理不尽だわ!」
「見捨てられることへの恐怖感をいかに克服するか。これが課題だな。誰に何を言われても自分は自分であり、自分の価値は自分で評価すれば良いと心理的レベルで納得せねばならない。」
確かに、自分は自分が寂しいだけの過保護な母親と同じかも知れず。でも、やる気というのは波があるから、今は単にマンネリ感を感じているとか、目がドライアイ気味で集中力が落ちているとか、そういうことで、全然心配はないかも知れず。自立の気配といえば・・・・・・・・エスタ氏も就職浪人な夫の自立の気配を見るのがつらくてたまらなかったとかありそうな予感。
「自立したら・・・・・・・・この人は私を見てくれない。私に頼ってくれない。私は・・・・・・・・・見捨てられるって・・・・・・・・・・・・・・・。」
しっかりと仕事をバリバリやって金を稼ぎまくるのが最大のエスタ氏への嫌がらせというセレン氏の推量は大体正しいようで。
「ともかく、他者の自立は素直に祝福してやれ。我らのような境界性人格障害の者を増やさないためにもな。」
とりあえず、tisoaっと。
思い返してみると、三国志ネットも箱庭諸島もラグナロクオンラインもグモソ語も原始人スレも、あとノジエールとアルカもだけど、ただ全面的に自分に依存してくれる人間が欲しかっただけかも知れず。まだか弱く、自分に助けを求めてくれるのが嬉しかったのかも。なるほど、ラグナロクオンラインをショックでやめた理由がよく分かったかも。
「世話焼き女房型ね。」
ええと・・・・交替するよ。
この日見たのは、『スーパーマリオRPG』の名曲「森のキノコにご用心」で、そこそこうまくアニメーションがついたものでした。
どういう曲かというと・・・・・・・・・ピアノバージョンをお聞きください。
これに、ドイツのサイレンス映画の名作『メトロポリス』の画像が組み合わさって、数年前、2ちゃんねるで流行した画像がこれです。
英語字幕がつくとこんな感じです・・・・・・。うまくつくられていますね。
そして、みたのがこれです・・・・・・・ファンキーです。
子供の頃は・・・・・・・・何気なく聞いていたRPGの音楽が名曲として祭り上げられているというのは、なんとも不思議な気分です。
ちなみに、スーパーマリオRPGは、ファイナルファンタジーのプレイステーション進出によって犬猿の仲となった任天堂とスクウェア(現:スクウェアエニックス)の共同作品で、FFからゲストとなった敵が出てきて・・・・・・・・・・・しかもバトル音楽が、FF4のボス戦で懐かしいです。
キャラの外見は・・・・・・・・FF6の変わり果てすぎたケフカですけど・・・・・・・・。
次に見たのは、天地創造のだったかな・・・・・・・・・。天地創造は1995年にエニックス(現:スクウェアエニックス)から発売されたアクションRPGで、ストーリー・画像・音楽において全てが神クォリティーで、スーパーファミコンにおける最高傑作であるとの呼び声の高い作品です。90年代ゲーム文化史を学ぶ人は・・・・・・・・一般教養としてやったほうがいいよ・・・・・・・・・・・・・。
最後は本当に・・・・・・・・・・・涙が止まらないよ・・・・・・・・・・・。このゲームをやったのは・・・・・・・・・たぶん大学3年以降だったと思うよ・・・・・・・・・。実は、リアルタイムでやったスーパーファミコンのRPGって・・・・・・・・・・数少ないのです。スーパーマリオRPGや半熟英雄をやったことはあるのですが、その元ネタとなったファイナルファンタジーシリーズをやったのは・・・・・・・・・・・高校のとき妹が友達からFF9を借りてきてそれをやったのが最初です。原点回帰がテーマのものでしたが・・・・・・・・・・どこが帰っているのかよく分からなかったのです。いまだったら、音楽や世界観がスーファミ世代のものに近いっていえますけど・・・・・・・・・。
ニコニコ画像では全部あるのですが、Youtubeは検閲がきびしいのか、日本語版は、途中までのものしかなさそうです。
とりあえず、CMをどうぞ。
あと、オープニング画像です。
スーパーファミコンでは考えられないぐらい非常に緻密で芸術的なドット絵です。
特に・・・・・・・・・・時計の針が落ちて、13時が表れるところが・・・・・・・・・・・・・すごく不気味で怖いです。
あとね、平和そうな村が出てくるけど・・・・・・・・・・・2週目は・・・・・・・・・・・ここで泣いちゃうよ・・・・・・・・・・・・。
途中までで終わっちゃうけど・・・・・・・・・日本語版は、この人がupしているみたい。
イザベルは本当に強すぎて・・・・・・・・・・・・このゲーム最大の強敵って言われています。最低でも18ぐらいレベルがないと勝てないって言われているのに・・・・・・・・・。
このお話で、特に印象が強いところは・・・・・・・・・・・・・・雪山のカモシカさんのお話です・・・・・・・・・・・・。
自然って・・・・・・・残酷だよ・・・・・・・・・・・・。
さいごまで見られるのは・・・・・・・・・・やっぱりニコニコ画像じゃないと無理みたい・・・・・・・・・・。
あと、最近の流行は、「フタエノキワミ、アッー!」です。
『るろうに剣心』の英語版で、フタエノキワミ、アッー!の発音があまりにもインパクトが強いため、いろいろな動画で加工されて使われているみたい・・・・・・・・・。
なんだか体育会系で怖いよ・・・・・・・・・・。
まず、元ネタです・・・・・・・・。2分後ぐらいに英語版が出てきます。
Secret Sword Two, Guren Kaina!!とかGatotsu Zero Stile!!とかHutae no Kiwami AAAAAAAAHHHHHHH!!ってカッコいいよ・・・・・・・・・・・。
そして、ネタになったのがこれらです。
まず、フタエノキワミネオエクスデス・・・・・・・http://jp.youtube.com/watch?v=nWu4-zj4YsM
ビッグブリッヂのキワミ・・・・・・・・・ http://jp.youtube.com/watch?v=T-sr0XZ-nOM
FF6の・・・・・・・・http://jp.youtube.com/watch?v=iQCEXz3_CsA
フタエノキワミ×クラシック第3弾 キワミ大運動会 http://jp.youtube.com/watch?v=J3XLXjQd8xo
るろうに剣心 左之助・フタエノキワミ、アーッ~チョコボテーマにのせて~ http://jp.youtube.com/watch?v=tlOOIEOxyz8
前世紀フタエゲリオン 第壱話「志々雄、襲来」 http://jp.youtube.com/watch?v=CSwr9JS74vI
「これはひどい」
ひどいですね・・・・・・・・・・・・・。でも、こういう単体ネタでここまでいろいろなものを作れるというのは・・・・・・・・・・結構文化レベルが高そうなのです。
「っていうかひどいのは、ブログの構成というか、これじゃ妹が愛読しているmixiの記事とどう違うのかと。まさに動画URLメモ状態というか。」
そうですか?う~ん、でもこういうのが・・・・・・・・普通の人らしさ、なんじゃないかなぁ・・・・・・・・・・・。
ルニは、今を生きている人格なのです。だから、今あるものを精一杯楽しみたいのです。
「自分的には・・・・・・・・・まぁ、笑えるのはいいけどxelve trin過ぎてねぇ・・・・・・・・。」
漫画やアニメも70年代、80年代、90年代には低俗文化だったのです。少なくとも大人はそう見なしたのです。
でも、今では純文学にも匹敵する高尚な文化に昇華されたのです。結局文化の高尚・低俗は、そのときの世論次第で絶対的なものではないのです。
「熱く語っているところ悪いけど・・・・・・・・・。まぁ、いろいろ言いたいことはあるけど、子供だから漫画好きということで許してあげるわよ。」
意味深だよ・・・・・・・・・・・・。でも、心の中で、あまりキャラを壊さない方がいいわよって言う声がまる聞こえだよ・・・・・・・・・・・・。
お口直しに・・・・・・・・・なつかしの90年代画像をどうぞ。
あとね、90年代ゲーム音楽のメドレーみたいなのを聴きました。
本当に・・・・・・・・懐かしいですね。特に聖剣伝説のオープニング音楽は、涙が出そうだよ・・・・・・・・・。
90年代を象徴する言葉は「不況」、そして「失われた10年」です。
バブルが崩壊して、55年体制が崩壊して、社会党の村山さんが総理になったり、阪神大震災にオウム事件、大企業の相次ぐ倒産、そしてリストラ・・・・・・・・・・・・・就職氷河期。
非常に暗くて重苦しい時代でした。でも、こういう暗い時代だからこそ、輝けるものは確かにあったのです。
ルニは・・・・・・・・・人格としては生まれていなかったけど・・・・・・・・・・・・90年代文化の目撃者として、このスクウェア黄金時代を伝えていけたらなぁっておもいます。
ルニは、最近のリアルな3D画像より・・・・・・・・ドット絵のほうに美しさを感じるみたいです。絵画的で・・・・・・・無駄な情報がないのがいいのかなぁ・・・・・・・・・。
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