ゆっくり第一次世界大戦を知れ 1
2016年11月15日
布団を干したけど、想定よりも早く、11時頃に妹のお子さんが来て、妹が反応不能状態で、あっちの洗濯物が干せないということで、12時ぐらいに母と一緒にあっちの家に行ったから、ルニたちの布団が干せていないのです。
明日は晴れるといっても、最高気温17度らしいから、あまり乾きそうもないのです。
あっちの家の様子だけど、埃とか食べかすとかかなりの量が堆積している状態だったから、掃除機をかけたり、布巾でテレビ回りを水拭きしたりしたのです。
AV機器周りの寿命は短そうなのです。
「うちでは結構執拗にテレビの裏側を掃除機で吸ったりする。」
埃が詰まると熱で壊れるし、最悪発火の恐れもあるしね。
タブレットやスマートフォンのような密閉筐体ならともかく、テレビやパソコンは放熱のために外気を入れる通気口があって、そこから埃が侵入するのです。
あと、最近PS3を運用していなかったのか、使うとminecraftだけでなく、本体OS、各種動画用アプリなど、だいたいほとんどで更新を要求される状態で、実際に使えるようになるまでかなり時間がかかったのです。
「妹の長男曰く、今まで中国神話風テクスチャはなかったらしいのが出てきたとのこと。」
あとは、近所の子供も含めて、結構遊んだり、見守ったりで結構疲労したのです。
どうも昭和後期の中産階級みたいなのが多い特異な地域だと感じたよ。
「今の時代、ニートとフリーターが標準だしなぁ。あの辺りは昭和のサラリーマンのような特異な人種の集まりなんだと思う。そして、保護者の教育意識が妙に高い気がして、意識低い系のうちの方針と比べ、将来的な摩擦が発生するような予感を感じた。」
少なくとも、ルニたちには合わない人種の集まりだね。ここだけ時代設定が間違っているのです。
「小さいうちはともかくとして、大きくなったら学力や価値観の差で子供同士も疎遠になりそうな気が」
まぁ、ルニたちの近所づきあいだけど、貧民街時代はそこそこ近所で遊んだけど、今の住居になってからは同年代の子供がいないということで基本疎遠な状態で推移していて、名前も顔もよくわからないのです。
近所に住んでいないけど、友達と称する人間たちは、ソフトを借りパクしたり、暴力的だったり、男同士のペッティングを要求したりする文字通り世紀末小学生だらけで、昔から人間関係には恵まれていないのです。
「=-ω-= 近づいてくるのは、何らかの利益を搾り取ろうとするタイプね。そのタイプ以外には利益を提供できるだけの魅力はなかったと思うわ。」
なんだかんだ言って、人付き合いしない方が双方にとって幸せなのです。
ルニたちのほうでは被害の記憶のほうしか残らないけど、ソバージュの先生曰く「人を傷つけていることに気づいていない」とのことだから、昔から、悪い意味で正直に思ったことを言ってしまう性格で、精神ダメージが深刻な人が周囲に多かったのかもしれないのです。
「発達障害ってそういうものだわな。自尊心が壊れると生きていけない自己愛性人格障害、つまりアーティストに多いタイプの人にとっての天敵といってもいい。ゆがんだ鏡に映る自分しか愛せない人の前に、AIも入っていないような原始の銅鏡を置くのは、「象の足」(高濃度放射性物質)を目の前に置くより直ちに影響がある。」
嘘は泥棒の始まりというけど、実際には世の中はただの紙切れに経済価値を誤認するような嘘をみんなで共有することで人間社会は成り立っているのであって、むしろ正直者のほうが社会秩序の維持のためには害悪であり、社会体制によっては、隔離、もしくは殺害という方法を取らざるを得ないのです。
「脳に疾患を持った人間が見た幻覚や、妙に都合よく操作された空想キャラクターに、実際には存在しない権威という嘘をみんなで認めて、金や労力を提供するのがよしとされる世の中だわな。」
「=-ω-= ヤクザがメンツを重んじるのは、権力も権威も現実には存在しない「共有の嘘」であることがよくわかっているからなのよね。だから、それが発覚しそうなシチュエーションを必死に避けるのよ。」
現実的には殴り合って強いほうが偉いんだろうけど、株と同じように期待値だけでも結構動くのです。実際に殴って従わせられる人数以上に。
そして、その人数は殴り合ったら負けるぐらいに多いわけで、メンツがなくなったら殺されかねないことを察しているから、舐めた相手は徹底的にしめないといけないのです。
家に帰れたのは17時ぐらいということで、今日も遊ぶ時間はなかったのです。
一通りいろいろやった後、19時から15分ぐらい仮眠が必要なぐらいには脳が疲労したのです。
あと、ニコニコ動画でこういう動画を見つけたのです。
UBI SOFT の”Valiant Hearts the Great War”というゲームの動画なのです。
フランスカートゥーン風の画面で、第一次世界大戦のことを知る2Dパズルアクションゲームで、ストーリーがよいという評判だよ。
「PVを見るだけで泣けてくるわね=;ω;=。兵士でもない普通の人々がある日突然、戦場に投げ込まれる人間ドラマよ。」
「WW1というと映像の世紀第二集でも見たんだが、あんな地獄になるとは当時の人にさえ想像もつかなかったらしい。「クリスマスまでには帰れる」と意気揚々と出ていった若者たちが、まるで19世紀のSF兵器みたいな想像もつかなかった悲惨で凶悪な兵器、つまり戦闘機、爆撃機、戦車によって蹂躙されたり、塹壕で餓死したり、毒ガスで失明したりする。この戦争のせいで、欧州の1世代はごそっと死んでしまい、国土は荒廃。欧州が支配する植民地帝国の時代は終わりをつげ、アメリカがやたら強くなるという、一つの文明の終わりともいえる出来事だったらしい。」
欧州文明はWW1で一度終わったのです。